異変を感じたらすぐに受診|双極性障害患者のいろいろな症状

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うつ病とは違う

双極性障害の人の割合

双極性障害とは、落ち込んだり、やる気が減退したりするうつ状態と、気分が高揚している躁状態をいったりきたりする症状が起きる病気です。同じ気分障害の一種なので、よく混同されてしまうのですが、両者は別物です。その症状の違いから判断する事で、有効な治療を行なう事が可能となります。

家族に症状が見られたらどうするか

うつ病とは、一般的に知られるようになった病気で、ストレスなどの要因によって起こるので誰でも起こりゆるものだと言われます。一方で双極性障害とは、100人に1人ほどの確率で発症すると言われ、遺伝的な要因により発症すると言われます。しかし、遺伝病のように、こうした遺伝的な体質を受け継いでいても、必ずしも発症するとは限らないのです。

双極性障害の症状とは、気分が爽快で常に高揚しているので、単に元気で明るい人だと周りの人からは思わる事が多いです。しかし、れっきとした気分障害の一種で、その状態により病状を判断する事が出来ます。躁状態と軽躁状態という分け方が可能で、気持ちの高ぶる楽しい気分だけの場合や、うつ病のような抑うつ状態が出る場合もあります。躁状態とは自分は特別だ、素晴らしいという自信に満ち溢れた気分になりますが、ちょっと怒りっぽいといった事や、感情の起伏が激しい事が多いです。軽躁状態とは、躁状態と特に変わらない症状を示すものですが、その質的な違いでなく、量的な違いによって診断します。躁状態に至るものを双極性障害?型と呼び、軽躁状態のものを双極性障害?型と表現します

日本ではうつ病の頻度は7%ほどで、双極性障害の人の割り合いは0.7%くらいといわれています。 双極性障害は、躁状態と抑うつ症状を繰り返す特徴があり、躁状態のときには、周りがびっくりするくらい活動的になって何でもできるという万能感や誇大妄想を抱くことがあります。しかし思考がまとまらず何も完結できる結果にはなりません。 この気分が高揚した時に、多額の借金を作ったり政治的な活動に没頭したりすることもあり、社会生活がうまく運ばなくなります。 双極性障害は抑うつ症状を伴うので、双極性障害の人はうつ症状が出たときにうつ病として受診することが多く、本当の数字はまだ本格的に研究されていないのもあって、まだ隠れている部分もあると考えられます。

明らかに社会的生活を送れないほどの躁鬱というのは、家族から見てもわかることです。そのなかには、躁状態の時の行動に巻き込まれて大変な思いをしている方々もいることでしょう。 まず最初にすることは、精神科に受診させることです。本人の自覚が少ないと、治療したり服薬させることは、非常に困難を伴います。 精神科の診断には、問診がとても重要になりますので、家族からも主治医に症状を詳しく話しましょう。 この病気は再発を伴います。それを予防するためには、継続した服薬が欠かせません。患者の中には副作用が辛くて自己判断で服薬をやめる人がいます。 家族は副作用についても理解し、服薬し続けることの必要性を説明できるようにしておくことが大切です。 また、異変を感じたらすぐに受診させることが、波を最小限にとどめ、生活の質を上げることにつながります。

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